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「IT × 開発者支援」を通じて"エンジニアの幸福度"を高めるために人生をハックしながら学んだことをお届けします

待望のVS Code Meetup コミュニティはじめました

f:id:ayatokura:20191226044214j:plain 撮影: @szkn27

皆さん、こんにちは。職業「戸倉彩」です。

VS Codeファンの皆さま、 2019年12月18日(水)、記念すべき初めての「VS Code Meetup #1」をコミュニティ立ち上げイベントを開催いたしました!! すでに毎年恒例のQiita Visual Studio Code Advent Calendar 2019 - 18日目 に記事を公開させていただいてますが、アップデート情報も兼ねてこちらにも投稿させていただきます。

VS Code Meetup #1 イベント当日は、2015年4月29日にVS Codeが発表されてから、皆さんと一緒にVS Codeを大切に見守ってきた熱い想いを込めてVS Code 変遷と今後の展望」セッションを発表させていただきました。

VS Code Meetupとは

有志によって運営している強力かつ軽量なオープンソースのコードエディター「Visual Studio Code」のユーザーコミュニティです。ご興味のある方は、connpassでグループを作成しましたのでお気軽にご参加ください。今後は分科会や地方展開も検討したいと思いますので、お気軽に運営メンバーにお声がけください。
祝!2019年12月26日現在、登録メンバーが1,000名を突破しました!! https://vscode.connpass.com/

エディタとは

皆さんはどのようにエディタと向き合っていますか?ワタシ自身は下記の3つが理想的なエディタだと考えています。 * 誰でもできる * どこでも使える * やりたいことに集中したい

エディタ選び

メールを読むためのツールやデバイスを選ぶのと同様に、エディタもシンプルに「お試しで使ってみて相性の良いもの」を見つけて利用するのが良いと思います。コードを書く人は、キーボードを利用したり、必要に応じて開発ツールをインストール環境が望ましいため、スマホタブレットではなくデスクトップ環境で活用できるエディタを使ってみましょう。

ワタシがVS Codeをオススメし続ける理由

「初心者から経験者にも役立つ」ということに限ります。 ここでいう初心者というのは、エディタ自体はもちろんのこと、さまざまなテクノロジーの初学者の手助けになる拡張機能が豊富に用意されているVS Codeであれば、心が折れそうになりがちな不得意分野のテクノロジーとも前向きに取り組むことを小難しい設定などを介さずに支援してくれます。

気になる日本語化について

2015年から変わらない...VS Codeの日本語化問題について。 VS Code自体は日本語で利用することが可能です。しかしながら、VS Codeに関する最新情報や技術情報は基本的に英語で提供されています。現時点では、これらは日本語になる予定が明らかになっていないため、コミュニティを通じて皆さんと一緒に改善していければと考えています。まずは日本語情報は #vscodejp ハッシュタグをつけて情報発信していただけると幸いです。 * 公式サイト https://code.visualstudio.com/ * 公式Twitterアカウント @code * リリースノート https://code.visualstudio.com/updates/

VS Code快適生活でいろいろ振り返る

日本語の公式情報が限られている中、ワタシはVS Codeを活用して学んだことをシェアするプラットフォームとして技術評論社の月刊誌「Software Design」VS Code快適生活」 連載記事を寄稿することを選びました。毎月バージョンアップが行われるVS Codeを題材に、新機能や動向について情報をまとめていくのは必ずしも容易ではありませんが、たくさんの読者の方々、そして出版関係者の方々に応援いただき、今でも継続させていただいています。毎月、技術雑誌とは思えないくらいキュートな猫が愛らしいポーズで表紙を飾っており、ついつい表紙買いしたくなるエンジニアさんもいるとか、いないとか。

2019年で印象に残った機能は下記の通りです。 * Visual Studio Live Share (リアルタイムの共同開発) * Visual Studio Online * Visual Studio IntelliCode (AI支援付き開発機能) * リモート開発機能(SSH/Windows Subsystem for Linux/Containers) * Visual Studio Codeアイコン変更

アナタにオススメのVS Code

さてさて、皆さんのパソコンにインストールされているVS Codeは何色ですか?VS CodeにはいろいろなBuildが存在しています。ここでは代表的なものを紹介しておきます。それぞれ同じマシンに同居させることが可能なので、目的に応じてお好みでインストールして利用してみてください。VS Codeアイコンのロゴの色で各Buildを区別しやすいようになっていますので、Dockなどにアイコンが並んだ時に視覚的にも分かりやすく、間違えて操作することが防げます。 * VS Code Stable Build マイクロソフトVS Code 公式サイトから提供されている定番の安定版 (青色のVS Codeアイコン) * VS Code Insiders Build 一歩先に機能を試したい場合のベータ版。こちらもマイクロソフトVS Code Insiders ダウンロードサイトから入手可。 (緑色のVS Codeアイコン) * VS Code Exploration Build 最新Electronを搭載したさらに一歩先に機能を試したい場合の探検版 (オレンジ色のVS Codeアイコン) * VS Code - OSS オレオレVS Codeをビルドしたい方にオススメのOSS版。GitHubVS Code リポジトリに丸っとソースコードが公開されています。 (独自アイコン)

クリスマスシーズンの「今」限定の機能ご紹介 ←本当にその時の「今」限定になってしまいました

クリスマスシーズンに突入しました。VS Codeチームは今年も期待通りにクリスマス気分を味わえるスペシャル機能を私たちにプレゼントしてくれました!ぜひお試しください。そして周りに知らない方がいたら、教えてあげてください。 1. VS Code Insiders版をダウンロードする。すでにダウンロード済みの人は最新バージョンにアップデートする。 2. VS Code Insidersを起動し、画面左下の「管理」アイコンをチェックする。クリスマス仕様になっていたらOK。 3. 「管理」アイコンをクリックしてメニューから「Happy Holidays!」を選択する。 4. VS Code画面いっぱいに白い雪が降ってきます。

🆕ホリデーシーズンの「今」限定の機能ご紹介

気を取り直して、2019年12月26日現在、VS Code Insiders(バージョン1.42.0)で提供されているBuildでも画面左下の「管理」アイコンは通常通りの仕様のまま、メニューから「Happy Holidays!」を選択することができます。おそらく年明けに配布されるBuildでは、この機能は消えてしまうと思いますので手元でしばらく楽しみたい方は、VS Code Stable版をメインに利用し、Insiders版は最新バージョンに更新しないのが良いかもしれません。

VS Code Meetup #1 ご参加ありがとうございました!

イベント当日はオンラインおよびオフラインで約300名規模の方々にご参加いただき、SNSも皆さまのご協力により大変盛り上がりました。どうも有難うございました。

@youtoyさんが VS Code Meetup #1 - 初回基礎編( #vscodejp )」 に関するつぶやきのまとめをしてくださいました。当日参加できなかった方、振り返りをされたい方は参考にしてください。

togetter.com

次回のイベント開催予定

VS Code Meetup #2 は2020年1月23日に開催予定です。運営メンバーおよび関係者一同で次回もご参加いただく方々に楽しんでいただけるようイベント準備を進めています。多数のご参加をお待ちしております。

またお会いしましょう! Have a nice Geek Life and Happy Holidays♪

Twitterで最新情報配信中 @ayatokura