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「IT × 開発者支援」を通じて"エンジニアの幸福度"を高めるために人生をハックしながら学んだことをお届けします

Software Design誌の連載記事【Visual Studio Code快適生活】1周年を迎えました!

皆さん、こんにちは。職業「戸倉彩」です。

いつもSoftware Design(技術評論社)をご愛顧いただいている読者の皆さま、本当にありがとうございます。 おかげ様を持ちまして、9月18日発売のSoftware Design 2019年10月号で毎月連載させていただいているVisual Studio Code快適生活」記事が12本目となりました!

ワタシは、外資系IT企業で会社員をしながら、プライベートでテクニカルライターをしています。当然「業務に影響しない範囲」で活動する必要があるため、休日や深夜のスキマ時間にパソコンに向かっています。今回は、「Visual Studio Code快適生活」の記事にかける想いについて少しお話します。

Visual Studio Code」とは、マイクロソフトが提供しているmacOSWindowsLinux対応の軽量なコードエディタです。
Visual Studio Code公式サイト https://code.visualstudio.com/

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Visual Studio Code - Code Editing. Redefined

Software Designという雑誌に出会ったのは、自分がIT業界を目指そうとしていた学生の頃です。当日は、まだインターネット上で公開されている技術情報は限られており、また多くの技術情報は日本語化されていませんでした。そんな時、日本語で丁寧に解説されている特集記事や様々な記事に技術的に助けてもらっただけでなく、当時の著者の方々のテクノロジーとの向き合い方や物事の捉え方など非常に感化されました。いつしか年月が過ぎ、IT業界でエンジニア職をしながら、あの頃の自分と同じように英語の壁や技術に困っている人を助けたい、と思うようになりました。

そんな中、何かに導かれるかのように「Visual Studio Code快適生活」の企画の話が持ち上がり、テクニカルライターとして未熟だったワタシは、まずは数ヶ月〜半年の期間を目処に、前職のマイクロソフトを退職してから初めて自社製品の紹介としてではなく、第三者の視点で「今のVisual Studio Code」をより多くの人に届けるために、月刊誌というプラットフォームで記事を書かせていただくことにしました。

正直、毎月毎月バージョンアップが行われ、しかも公式マニュアルもREADMEもすべて英語で展開されている「Visual Studio Code」を題材にした連載記事を毎月執筆することは容易ではありません。無論、書籍化の難易度が高いと言われている「Visual Studio Code」。読者アンケートや数多くの応援メッセージが励みとなり、また賛同してくださった仲間達と一緒に、連載も続けながら、2019年4月号では特集記事としてVisual Studio Codeの魅力や使いこなす方法が詰まった最新情報を世に送り出すことができました。奇跡的な1冊であり、ワタシの中では人生で最高の「Software Design」誌となりました。本当に嬉しくて、嬉しくて保存用、観賞用、布教用、補完用、記念用に5冊購入しました!

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Software Design 2019年4月号 - 特集記事「Visual Studio Code

その後も、気づいたら普段コードを書いている開発者の方だけでなく、非エンジニアの方々にもエディタに触れてもらうことで自分の手から生まれる「新しい体験と感動」そしてオープンソースの世界」を感じてもらいたくて、Visual Studio Code愛と魂を込めて書くことが毎月の習慣のようになり、現在に至ります。

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Visual Studio Codeの1年振り返りや、最新バージョンのVisual Studio Codeについて知りたい方は、是非これを機に「Software Design 2019年10月号」の「Visual Studio Code快適生活」をご購読いただけると幸いです。

これからも「自称Visual Studio Codeエバンジェリストではありますが、「エディタを使って書く事からデジタルなモノづくりやコミュニケーションが始まる」ことの大切さを忘れずに、日本語での最新情報の発信、オープンソースへの貢献に尽力し、「エンジニアや開発者の方々と共に可能性を切り開いていきたい」と考えています。

今後ともVisual Studio Code快適生活」をどうぞ宜しくお願いします。

p.s. 技術評論社の皆さま、この場をもちまして改めて多大なご支援をいただき感謝申し上げます。