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職場の雑談 3.0 - with コロナ時代

こんにちは。職業「戸倉彩」です。 皆さんは、「仕事中の雑談」と聞いてどのようなイメージを抱かれるでしょうか?仕事の合間のちょっとした雑談は、気分転換やストレス解消だけではありません。雑談はコミュニケーション力の向上や、信頼関係の構築にも役立ちます。今回は、IT企業を中心とした「職場の雑談の進化」についてバージョンになぞらえて情報を整理してみることにしました。

with コロナ時代

現在、多くの企業で在宅勤務が推奨する措置が取られ、企業文化やライフスタイルに変化が起こってます。こうした新型コロナウイルスに伴う働き方改革は、一過性のものではなく、本質的なニーズに成り立ったものとして考えることができ、新しいコンセプトや最新テクノロジーなどを取り入れながら今後も発展させていくものと思われます。

最近、ワタシの周りでは「雑談する時間」が減り、始めて「雑談がいかにコミュニケーションに役立っていたか」に気づき、改めて「職場での雑談」を重要視する動きが出てきました。

職場の雑談の許容度

職場での会話については、企業や仕事内容によって許容度が大きく異なります。雑談は生産性を下げるという意見もありますが、逆にいい習慣として奨励している企業もあり、賛否両論に分かれる中でとくに結論を出さないケースもあるようです。

■雑談の許容度いろいろ
1. 雑談 NG
2. 消極的に雑談 OK
3. 積極的に雑談 OK

ここからは、業務に支障が出ない範囲で2または3で「雑談OK」の場合をベースにお話していきます。

ワタシが仕事で出会った優秀だと感じる多くのビジネスパーソンは、「仕事に関係ない雑談」をすることで、ムードメーカーな存在になっていたり、仕事や人生に上手く生かしているように見えます。とくにお客様とのコミュニケーションのコツを掴むためには、「雑談力」を高めることが大いに役立ちそうです。

職場の雑談 1.0

今のように、社内のコミュニケーションツールが導入される前の雑談は、シンプルに会社の中でその場に居合わせた人同士がたわいもない話をするコミュニケーションタイムになっていました。雑談マナーは個々に任されている時代だったように思います。

■職場の雑談 1.0の特徴
・オフライン
・誰かが気が向いた時に雑談が始まる
・相手の顔を見ながら会話する
・基本的に声で雑談

職場の雑談 2.0

その後、グループウェアやチャットツールが導入されはじめ、オンライン上でも雑談をするような文化が生まれました。また、ダイバーシティへの取り組みが進み始め、雑談する内容やパソコンを使って書かれる文章についてもガイドラインが設けられるケースも出てきました。

■職場の雑談 2.0 の特徴
・オフラインおよびオンライン
・誰かが気が向いた時に雑談が始まる
・テクノロジーを活用したオンラインツール
・声や文字で雑談 (チャットなど)

職場の雑談 3.0 - 現在

オンラインでの雑談をより楽しくするために、コンシューマーではすでに多くの人々に使われているLINEやSlackの画像やスタンプを用いた「イメージで会話する」文化が企業でも広がりをみせています。 また、自然災害や今回のような新型コロナウィルスの影響で在宅勤務を余儀なくされる状況下においては、オフラインで交流する機会が減るため、定期的にオンラインで雑談の場を開催する動きが始まりました。

職場の雑談 3.0 の特徴
・オフラインおよびオンライン
・意図的に雑談の場を設ける
・多様化する社内コミュニケーションツール
・声や文字、スタンプで雑談 (オンライン会議+チャット機能など)
・人物や背景がリアルとは限らない (アバター表示やバーチャル背景)

今後は、人間の雑談をする相手は人間だけでなく、今のチャットボットをさらに進化させた賢いAIかもしれません。いづれにしても「職場の雑談」は、オンラインでもオフラインでも内緒話ではなく、オープンにするほうが良い効果がありそうです。

Have A Happy Life♪ ※Twitterで最新情報発信中 @ayatokura